「死の商人」企業、軍事(戦争)依存経済でいいわけない
10月25日(土)は9時前起床@名古屋の朝だった。コンビニおにぎりをパクリと食べて、シャワーであたまを起こしていく。
10時からオンラインで『資本論』の研究会。部屋からのZOOMのホストがやや不安だったが、そこは特に問題なし。第3部第16章「商人資本」を検討する。商人資本の比率の増大を「不朽性」の拡大と見る向きもあるが、社会発展としての側面も見るべきではないかなど、今日も自由な議論が重ねられる。
11時半にはすばやい終了となり、こちらはちょいとコンビニへ。部屋にもどって昼はきしめんをツルツルツル。12時半には再び外へ。目と鼻の先の名古屋市民会館に突入する。1時から日本平和大会の開会集会。オープニングは愛知のうたごえのみなさんによる「ぞうれっしゃがやってきた」。ラストの子どもたちの大きな声は感動もの。

全労連・秋山議長が開会宣言。平和委員会の千坂事務局長から主催者報告(実際上の基調報告)。来賓のもとむら衆院議員の挨拶。さらに名古屋空襲体験者の筧さん、被爆2世の大村さん、ガザ連帯の運動に取り組む金城さん、韓国からイ・ジュンギュさん、新外交イニシアの猿田さんなど、録画も含めて様々な発言が盛り沢山に。写真はウクライナ連帯の澤村さん他愛知のみなさんの発言の様子。

愛知県平和委員会の矢野事務局長によるミニ講演「愛知の『死の商人』の拠点から平和の拠点への取り組み」では、巨大・三菱重工業だけでなく、小銃の生産、弾丸の生産、航空機のキャノピー(操縦席を覆う透明な窓)の生産など、必ずしも全国には名の通っていない専門的な軍需企業の紹介も。この国の戦争準備にくわえて、世界に戦争のタネをまく「死の商人」企業を許してよいのか。この国の経済を「死の商人」にまかせる軍事(戦争)依存経済にしてしまってよいのか。そこが切実に問われている。

締めくくりはそうした流れを転換しようとする「全国のたたかいの交流」である。沖縄、熊本、静岡、神奈川などの地域の取り組み、学校現場の取り組みや高校生平和ゼミナールからの発言もある。開会集会の最後はケ・サラの大合唱。この後は市内8カ所での「学びと交流のつどい」で、夜には青年のつどい、平和のうたごえ交流会となっていく。

こちらはホテルの部屋にもどっていき(交流のつどいは欠席)、3時半からネット情報をカシャカシャカシャ。昨日の「フィールドワーク」をアップしていく。メールは卒業生、当面の講演など。あわせて『資本論』をめぐる話題のネット対談もながめていく。これは論じられる事柄よりもこの2人の対談が実現したことの意味の方が大きいだろう。幅広い交流は学問の担い手同士でも当然のこと。
7時には労働会館東館での「平和のこたごえ交流会」にすべりこむ。来月の「うたごえ祭典in神戸・ひょうご」の実行委員長との立場もあり、ここはひとつ顔を出しておこうと。会場は満席。1000円でワンドリンクとお菓子のつめあわせが渡されて、フロアからのリクエストで次々「うた」がつながっていく。途中、予想していなかった「一言」もお話させてもらう。

あっというまに8時半の終了となり、こちらはコンビニ経由で部屋にもどる。9時にはコンビニ弁当の遅いごはん。あわせてちょいとアルコールも。ノロノロ動いて11時には寝たらしい。本日の万歩計は5142歩。明日は朝から大軍拡ストップについての分科会に参加する。

