6月10日(水)は、7時起床の朝であった。

兄新参は、すでに起きて、テレビをながめていた。

朝のゴハンをつくりながら、

黒酢ドリンクとコーヒーで、

本日の人生を立ち上げていく。

兄新参を小学校に送り出し、

紙の資源ゴミを、ホイと出す。

メールは、7月の日程調整のみ。

9時には、外にとびだしていく。

JR「西宮」から「新大阪」へ、

「品川」へ、「代々木」へ、

車中「カツサンドの人」から、

「スターリン予習の人」となって移動する。

1時半から、共産党本部ビルで

不破哲三著『スターリン秘史』

第3巻についての鼎談である。

独ソ「秘密議定書」にもとづいて、

東欧分割を終えた後、

ヒトラーは、バルカンへのドイツ軍集結の煙幕として、

日本からの「3国同盟」提案を活用することに。

そして、ただちにスターリンに「4国同盟」の呼びかけを。

上機嫌でOKを出すスターリンに、

ドイツへの経済支援を続けさせながら、

「対ソ戦」の準備を進めるヒトラーの狡知。

150610 スターリン秘史文献 (2)

圧倒される思いの2時間ほど。

次回は、「4国同盟」の本格的な推進に向け、

スターリンがコミンテルン解散を、指示するところから。

その2カ月後には、ヒトラーの「バルバロッサ作戦」が開始される。

3時半には、会場を出る。

JR「代々木」から「品川」へ、

駅のホームで、時間の調整。

ノートを広げて、次の原稿を考えていく。

4時半には「品川」を出て、「新大阪」へ、「西宮」へ、

車中「推薦書の人」から「駅弁の人」へ、

「新かじり方ゲラの人」へ、「一時ウトウトの人」へ

と変態しながら移動して、

7時半のすばやい帰宅となっていく。

妹新参は、ようやく熱が下がったらしい。

8時半には、布団に入り、新参ズと、

いつものYOUTUBEを、ながめていく。

9時半には、こちらもいっしょにグー。

明日は、終日「かじり方ゲラの人」となるしかない。