3月27日は、10時ちょうど起床の朝であった。

 夕べは、ついつい、深夜までの小説人間になってしまった。

 メール、ネットニュースから人生をはじめ、

 昼には、釜玉うどんをゾゾゾゾゾ。

 午後には、グイッと「慰安婦」本の作業に入る。

 あれを学生にガッシン、これを韓国にガッシン、

 それを東京にガッシン。

 それぞれテープ起こしのなおしをお願いしていく。

 人のものばかりでなく、

 何より自分の原稿をなおしていかねば。

 週末の講演写真を整理して、

 たまった新聞をまとめていく。

 4時をすぎたところで、フラリフラリと外に出る。

 まずは近くのクリーニング屋へ、

 冬のコートを出しにいく。

 今度は、忘れず、受け取りにもいこう。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「甲子園口」へ、

 車中「書評の人」となって移動する。

 いつもの喫茶店に入り、

 「本第3章の人」となっていく。

 3年も、4年も前の論文に

 今日的な息を吹き込んでいくのは、

 なかなか手間のかかることである。

 6時すぎには、店を出る。

 車中「書評の人」となり、

 逆コースをたどって「加島」にもどる。

 ひさしぶりに定食屋「かすが」へ直行。

 もっぱら野菜食いの男となっていく。

 7時すぎには、帰宅である。

 あれこれメールを処理していくが、

 どうも、今日はチカラが出ない。

 まっ、こんな日は、とっとと寝たらいいんだろう。

 気分転換っつうヤツだな。