12月19日は,やはり声の出づらい朝である。

 トロトロと動いて,10時30分には外に出る。

 車中「呆然の人」となって大学へ。

 11時ちょうどから,現代GP会議の打ち合わせ。

 新しいお役目が現実にまわりはじめることとなる。

 研究室にもどり,しばし呆然。

 昼休みには,4年生たちが,弁当を食べにやってくる。

 1時15分から「現代社会と経済学-国家による性暴力と日本の責任」。

 2時55分から「比較経済論-ラテン・アメリカの挑戦」。

 いずれも,声の不調をビデオ学習でうめていく。

 それにしても南米の変化はなかなかに大きい。

 米州会議でのアメリカからのFTAA提案に,ブラジルのルーラ大統領,

 ベネズエラのチャベス大統領が正面から反撃する姿は象徴的である。

 もはやこの地域をアメリカの「裏庭」とはいうことはできない。

 4時35分から「3年ゼミ-先輩インタビューの整理はつづく」。

 年内に卒業生インタビューの原稿を完成させるための,特別ゼミである。

 この日,参加できる4名だけのゼミだが,全員参加型でなかなかに楽しい。

 8時にはフラフラと大学を出る。

 車中「やよりの人」となって,「加島」へもどる。

 外で食事をとり,自宅では,ただただ「呆然の人」となっていく。

 エネルギーの回復を待ちたい。