11月22日は、9時起床の朝であった。

 今日は、保育所が創立記念日で休み。

 新参も相方も家にいる。

 さっそく、メールをチェックするが、

 チェックで済まずに、あれこれを書く。

 特殊栄養ドリンクをクピリと飲み、

 玉子を落としたチャーハンをハフハフと食べ、

 12時30分には、外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「新自由主義の人」となって移動する。

 1時から、研究室で来年度ゼミの面接である。

 やってきた6人の学生と、

 ノンビリ気分であれこれおしゃべり。

 さて、「5時間ゼミ」を受けて立つ学生は、

 今年は何人いるのだろう。

 ネットのニュースをチェックしているところに、

 チラリ、ポロリと4年生が来る。

 2時30分から、「4年ゼミ」ならぬ「卒論相談」である。

 残念ながら、9月の初稿提出から、

 あまり大きな進展がない。

 努力を継続するというのは、難しいことである。

 しっかりゆるみがあった分、

 残りの2週間には、ぜひとも力の集中を見せてほしい。

 ネットのニュースを再びながめ、

 5時40分には大学を出る。

 今夜の行き先は「芦屋」である。

 あれこれと動いて、

 6時10分には、芦屋市民センターに到着となる。

 3年ゼミKまちゃんが、おかあさんと一緒にすでに待っている。

 明日からの連休を親子で楽しむ作戦と見た。

 6時30分から、あしや市民講座でしゃべっていく。

 「学生と学ぶ『慰安婦』問題」のテーマで、

 「慰安婦」問題の基本、問題解決をめざす最近の内外の動き、

 写真に見る学生たちの学びと取り組みの順でしゃべっていく。

 おかあさんも同席され、

 その前で、Kまちゃんが、学びの体験を語っていく。

 071122

 4回目だとかで、キッチリした原稿の中にも、

 なんだかゆとりの色が見える。

 「なぜ『慰安婦』問題を」「5時間の学びの方法は」

 「侵略の総括がこんなに遅れる理由は」などの質問があり、

 自由に意見を述べさせてもらう。

 8時45分の終わりであった。

 終了後、お二人の方から

 「学生さんに話してもらうにはどうしたらいいんですか?」と聞かれる

 「これから就職活動になっていきますが、とりあえずメールで」と

 Kまちゃんの話の成果である。

 チームおっちゃん5~6人で、阪神「芦屋」近くの居酒屋へ移動。

 ビール、焼酎、日本酒、ウイスキーなどなんでも飛び交い、

 「教育は」「大学は」「右翼は」「財界は」と、

 いろんな声がとびかっていく。

 真面目だが、おもしろ、おかしく、

 なんとも言えない、人のぬくもりが感じられる集まりである。

 10時40分には、おひらきとなる。

 主催者のお一人と、JR「芦屋」へ歩き、

 「尼崎」まで、電車の中でしゃべりつづける。

 「加島」到着は、11時30分のことであった。

 明日は名古屋から小田原である。

 ともかく早く寝ることにする。