2006年4月8日(土)……無線ランは快調なり。

 朝からまたしても学生のエントリー・シートをチェックする。

 頼むから文章は「完成品」を送ってくれ。「完成」していないもののチェックを「添削」とはいわんぞ。それは「代筆」というのだ。しっかりせえ。

 朝昼兼用食は,昨日のカレーの残りである。う~む,やはりつくりすぎだったようである。

 1時半には外に出る。JR「加島」から「宝塚」へ,阪急「宝塚」から「小林」へ。車中「新レジュメ予習の人」となっての移動である。

 駅前で,いきなり市長選のビラを渡される。なるほど,ここは例の汚職で市長がつかまった街である。

 明日が投票日だそうだが,今度は「恥」とならない市長を選んでほしい。

 西公民館で宝塚9条の会等による内容豊かな行事がある。

 音楽企画が終わったところで3時前から4時までマキでしゃべり,つづいてわがゼミの学生Kさんが「慰安婦」問題についての取り組みを話していく。

 とつとつとしたしゃべりだが,かえってそれが「良かった」ようである。

 4時30分にはすべて終了。何人かの知り合いと言葉をかわして外に出る。

 小林駅近くの喫茶店で,Kさんと卒論相談を行い,就活雑談をかわしていく。なるほど,いろんなことを同時に考えていかねばならない学年である。

 5時半には駅にもどり,車中「東アジア原稿の人」となって逆コースをたどる。

 パチポチ,パチポチ……。

 ふと顔をあげると,世間は「尼崎」をこえて「塚本」である。お~う,乗り越しの夜である。

 トボトボと再逆コースをたどり,「尼崎」から「加島」へようやくもどる。

 夕食もまたカレーだが,これがついに最後である。

 今日の教訓。「カレーはそんなにアホほどつくっちゃいけないよ」。

 昼の「たかじん」「吉本」,夕べの「探偵」「アフロ」「メッセ弾」と一挙にビデオでながめ,そのあいだに,「人間発達ゲラ」をこっそり京都へ送ってみる。

 明日は「東アジア原稿」を手放して,次の「講演本」にとりかかる。 

 IT革命2日目の無線ランはまったく快調なようである。