最近,時間のとれる日には,相方につきあってウォーキングをしている。

 つきあいとはいえ,こちらも運動不足はまちがいないから,一挙両得ということである。

 デブ克服のミニ武器もつかい,のんびりブラブラ約2時間。

 大きな川にそって歩いてみる。

 犬をつれて散歩をしている人がおり,汗を流して走る人も。

 歩ける範囲を往復するが,南側には鉄橋の上をJRが行ったり来たり。

 北を向くと今度は新幹線がすばやく走る。

 さらに,その上を伊丹にむかう飛行機も飛ぶ。

 こうしてみると,人間というのは随分たくさん動きまわっているものである。

 川岸にはいろんな鳥がいるのだが,今日は水の上に数羽の鵜を見つけて,しばらくながめる。

 もちろん,クビは誰にもしばられていない。

 エサを追っているのだろう,さかんに水にもぐっていた。

 彼らの方が,よほどのんびり生きている。

 今日は,朝から3時頃まで原稿書き。

 そして,買い物を終えてもどって再び書いた。

 で,メールをひらくと原稿掲載が1ケ月延期になったとの連絡がある。

 ありゃ。こんなことは初めてである。

 特集テーマがまるまる入れ代わるということらしい。

 しかし,忙しい月刊誌のことだから,時にはそんなこともあるのだろう。

 次の仕事がひかえているので,それでも明日には原稿を手放す予定。

 今年書いた原稿はこれが3本目だが,じつは先の2本がいまだ活字になっていない。

 「人間発達」モノと「東アジア」モノ。

 校正を終えて,ずいぶんたっているのだが,それぞれいろんな事情があるらしい。

 気分をかえて,次のテーマは「離米」論の位置づけである。

 さて,どういう角度から,歴史の何を勉強したものか。 

 「評論」で終わらせないためには,何をどう掘り下げることが必要だろう。

 求む,良いお知恵!