「子育て,妻任せの家庭が8割超…家庭動向調査で判明」(読売)。

 これだけ見ると,「日本の男はダメだねぇ」って具合にも読めるけど。

 「夫の帰宅,より遅く 20~30代既婚女性」(フジサンケイビジネスアイ)。

 仕事の拘束時間が伸びてるんじゃ,こりゃどうにもならんよなあ。

 世界最長の労働時間(サービス残業込み)が,妻も夫も大変にしてる。

 そして「近代家族」型性別役割分業を継続させる力となっている。

 そこにメスを入れることを,だれか総裁選の公約にしてはくれないものか。

 それがダメなら,やっぱり,労働運動・市民運動の圧力だね。

 多数者の意思表示。

 すでにヨーロッパがそうしてきたように。

 「韓国,少子化対策に4兆円・2010年まで」(日経)。

 お隣は,保育費支援,保育所増,育児休暇の拡大策をとるという。

 日本政府よりはやる気があるが,労働時間に手をつけず,どれだけ効果がでるものか。 

 「『経済支援』財源・規模の明示見送り 少子化対策で政府・与党」(産経)。

 社会保障削減が大前提では,そりゃあ何んにもできないよなあ。