○長くはないが,今朝(7月6日)もまた小仕事の朝である。

 書き物がたまってしまい,せっかくのご依頼ではあったが,原稿1本をお断りする。

 関心のあるテーマではあるのだが,それだけに準備期間がほしかった。

 他方,それと交換というわけではないが,講演仕事についてはお引き受けする。

 これで勘弁してください,T辺さん。

 「人口ゲラ直し」を終了し,サクサクと朝昼兼用食をとり,バシャバシャとはげしくシャワーをあびて大学へ。

○事務室で,山ほどの本を受け取り,研究室へ。

 「学生たちに配れ」といわれた本である。

 1つは本学総合文化学科叢書の『女子教育,再考』。

 こちらは,I田先生が中心になったつくられた本。

 もう1つは本学科の優秀卒論集である『岡田山論集』。

 これは教員と学生が毎年共同でつくっている冊子である。

 「高知でしゃべってね」とのありがたいお誘いをいただくが,残念なことに日程があわない。

 腕の中を「かつおのたたき」がすりぬけていった気分である。

 2時55分から「4年ゼミ-深まりゆく卒論の混迷」を行なう。

 この時期に,ますます混迷が深まるようでは,まったくもって困るのだが。

○週末の報告に向け,関係図表をバリバリコピーし,6時すぎには山をおりる。

 今夜は,4年ゼミの前期最後の(たぶん)コンパである。

 「ほう,こんなところに」という場所にあった韓国料理屋さんに入っていく。

 いったいどうやってこの店を探したのか。

 わがコンパ係の力量も,なかなかに大したものである。

 「おめでとうございます」と新参者の誕生を祝う声があり,今日はみんなが食事代まで出してくれる。

 そうとわかっていたら,もっとたらふく飲むのだった。

 ありがとう,みんな。

 お返しはキビシイ(手厚い)卒論指導ということで。

 下の写真に見える白い浮遊物は,おそらく焼かれるブタの怨念である。

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