○昨日(7月8日)は,各方面への返信メール打ちから仕事に入る。

 「あの依頼は」「この原稿は」「あちらの会議は」。

 ずいぶん先の仕事も入ってくる。

 このあたりの調整がむずかしい。

 調子に乗って引き受けてばかりいると,結局は,自分のクビをしめることになる。

 午後は「東アジア方面の人」である。

○5時前には外に出て,JR「加島」から「京都」へ,地下鉄で「御池」へ。

 車中「東アジア方面の人」をつづけながらの移動である。

 途中に適当な喫茶店があればと,寺町京極を南へ下るが,結局は今夜の会場ラジオカフェにたどりついてしまう。

 しばらく予習をして,7時からのオープンキャンパス京都自由大学でしゃべっていく。

 テーマは「『離米』の動きに注目して-東アジアの成長と日米関係」。

 これが案外(思いのほか?)好評であった。

 「ゴチャゴチャしていたことがすっきりした」「全体像が整理された」と。

 なるほど,世間はそういうお求めなのか。

 あわせて5月末の報告テーマが「少子化・人口問題」だったので,「ご専門はなんですか」とも。

 とりあえずは,今回の話しを1つのスジに,当面の原稿を書くことになる。

 『週刊金曜日』に案内を出しはじめたようだが,さっそく,その成果もあったらしい。

○9時には終了。

 白ワインを飲みながら「大学」に参加していた酔どれF田弁護士と,例によってちょいと一杯。

 寺町は店の閉まるのが早いようだが,「ここは観光客相手になっている」「一本脇にはいった方がいい店がある」とのこと。

 なるほど,仰せのとおり,脇に入ったところで「やまたか」という,うまいサカナの店に出くわす。

 「アジアは」「日米は」「法曹界は」「日本の前途は」「昔のバイト仲間は」と,とりとめのない話しをしながら,ノドをうるおし,胃の腑を満たす。

 結局,もう「普通」しかない阪急電車に乗り込み,12時すぎの帰宅となる。

 これで今年のオープンキャンパス仕事はおしまいである。

 F田弁護士には「新参者出現祝い」をもらってしまった。

 予期せぬことで,ビックリ,感謝。

 かつては満腹になる一食を250円で済ませるにはどうすべきかと,真剣に話し合った仲だったが。

 さて,苦行の綱渡り的原稿づけ1週間のはじまりである。