○朝は「東アジア」ゲラのFAX受信で目をさます。

 3時就寝が日常化しつつある我が身には,結構キビシイ時間である。

 とはいえ,10時をすぎれば,世間では「仕事をしていてあたりまえ」。

 ただちに「う~む」とか,「ああ~」とかいいながら,「ゲラなおし人生」にはいっていく。

 編集部からは,「特に注文はない」とのありがたいお言葉がある。

 1時には,ゲラの返送を終了。

○メールをひらくと,チーム京都外大との全日程同行は無理と確定。

 「ナヌムの家」および「水曜集会」での現場合流とあいなった。

 とはいえ,事前学習会には来るそうだから,にぎやかな交流の輪はひろがるのだろう。

 「うちの大学の新聞部の学生もいきますよ」。

 3年ゼミ生からの「初耳」である。

 「えっ?!」

 確定したなら,ちゃんと,すぐに教えてくれ。

 旅行の保険を大学でかけるなんてこともあるのだから。

○2時から「汗ダラ本移動肉体労働人生」に突入していく。

 論文を1本書くたびに,関連テーマの本が,ガサッと増える。

 今年はすでに4本書いているから,それで「4ガサッ」の本がふえている。

 これが案外バカにならない量なのである。

 他にも,論文を書くのがいやだという,現実逃避が増やさせる本もある。

 もちろん,わが精神の安定のために,愛すべきアホ本たちは欠くことができない。

 これらの総合計の結果,本はエライ勢いで増えていく。

 残念ながら,本は,みずからどこかへ去りはしない。

 「もうワタシのことはいらなくなったのね」「それじゃあワタシはアッチへいくわ」……といったことがないのである。

 仕方なく,増殖をつづける本たちに新たな整理策をとることになる。

 今日は,その第一段階の「本移動作業の日」となった。

 作業時間は約3時間。

 それによって,もっとも汚れたのは,裸足の足の裏であった。

060721