○本日の「経済学」のテストをもって,前期試験は無事終了。

 あとは大量採点地獄のみ。

 まずはすばやく「女性学」の採点結果を提出する。

 つづいて,経理課で学生たちのゼミ費を受け取る。

 小仕事をコツコツかさねて,5時ちょうどには大学を出る。

 「西北」にある西宮大学交流センターへ。

 6Fめがけてあがっていくと,5F以降はあがれない。

 そういえば,月曜の今日は休みである。

 いわれてみれば,そうであった。

○5時55分には,「西北」の南側改札口前に集合する。

 今夜は,3年ゼミ生たちの「試験終了打ち上げコンパ」である。

 「ああ,おなかすいた,おなかすいた」。

 乾杯と同時に,食いまくる。

 その勢いは,いつものとおり。

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 肉だ,肉だ。

 野菜だ,野菜だ。

 刺身だ,刺身だ。

 から揚げだ,から揚げだ。

 ピザだ,ピザだ。

 一体,この取り合わせはなんなんだ。

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 それでも,目の前のものをとにかく食う。

 となりの学生の取り皿から「かすめとる」ヤツもあらわれる。

 ハラグロからとるあたりが,大したもの。

 靖国ツアー宿泊費の一部として,ゼミ費を全員に配布する。

 ゼミ費が,はじめて,いかにも有効につかわれたという気分である。

○ハラが落ち着いたところで,今年のゼミでの出版について話し合う。

 絵本まとめ係から「『慰安婦』問題での絵本をつくりたいんだけれど…」。

 それを聞いて全員が,ガツガツとしゃべりだす。

 「侵略と加害の歴史を知ってほしい」「これからの日本をつくる若いひとに」

 「戦争の傷がいまも痛みつづけていることを」「今の自分も無関係ではないと」

 「二度と戦争を起こしてはいけない」「日本は変えられる」

 「靖国などタイムリーな話題ももりこんで」……。

 議論は熱くつづいていく。

 「出版社の人との相談には,できるだけみんなで参加しよう」。

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○直前学習会の9月10日には,韓国へもっていく横幕もつくる。

 そのための事前準備の分担も決定。

 「布をワタシが」「マジックならワタシが」「いやペイントの方が」

 「下に新聞を敷いて」。

 部活をやってる学生たちは,案外,いろんなことを知っている。

 旅行会社との話し合いも,残るは最後の決断だけ。

 これですべてがうまくいくはず。

 最後のまとめは,頼むぞ「社長」! 

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