○「ああ,眠てえ」とフラつきながら,9時30分には外に出る。

 「必死のパッチ」とは,このことである。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ,地下鉄谷町線で「南森町」から「天王寺」へ,

 そしてJR「天王寺」から,久しぶりの特急電車で「白浜」へ。

 車中「予習の人」から「評点の人」へ,「夜7時の人」へと変態していく。

 窓の外はピッカピカのピーカンで,きれいな海がつづいている。

 しかし,残念ながことに「まぶしいなあ」としか,わが寝不足目つきは反応しない。

 駅ホームで,いつもの「梅干し侍」(かなんか知らんけど)にご挨拶。

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○12時半には,駅前で和歌山高教組のみなさんと合流する。

 そのまま,サカナのうまい店につれていっていただく。

 「お刺身」の角がピンと立っている。

 やはりサカナは海で食うものである。

 しばらくおしゃべりをして,今日の会場の「むろべ」に移動。

 「教育互助会」の「湯処」である。

 「時間があれば温泉に」ともいわれるが,今日は「残念ながら」の午後となる。

 途中「白浜」の前を通ったが,浜はすでにビーチ・パラソルで一杯である。

 早くも「芋を洗う」ような状態であり,世間はたしかに「夏休み」。

 控えの部屋から,海に向かってカシャリと一枚。

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○2時すぎから3時半前まで,あれやこれやをしゃべっていく。

 70人ほどの参加だろうか。

 年に2回のお泊まり学習会の「夏の部」らしい。

 「構造改革」と公務員バッシング,格差推進の改憲案と教育基本法,

 学校現場への成績主義賃金導入など。

 それぞれの領域での「反撃」の動きについても紹介してみる。

 4時すぎには,駅前に送っていただき,近くの土産屋をブラついていく。

 手軽な酒のさかなを買い,4時半には,逆コース人生への復帰とする。

 復帰の手段は,やはり特急「くろしお」である。

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○車中「夜7時超ミニ原稿の人」となり,「この夏の人生計画の人」となる。

 ナヌム,釣り,講演,原稿,読書と,今年も多角的欲張り人生の夏である。

 7時には,ややお疲れで「加島」にもどり,そのまま「かすが」に直行する。

 相方と新参者は,今日は実家にお泊まりらしい。

 冷や奴とぶっかけうどんという,冷たいさっぱり食をとってみる。

 細めのしっかりシコシコ麺で,なかなか立派なうどんであった。

 7時30分には家にもどる。

 本棚部屋に,前向きの「新たな異変」が起こっていた。

 う~む,ビックリ。