○8月1日は,朝っぱらから「横文字方面の人」となり,各方面にメールを放つ。

 相方が散髪にでかけたので,その間は新参者との「対話と交流」にとりくんでいく。

 午後もやたらとたくさんメールを打つ。

 なんの用事がこんなにあるのか。

 3時をすぎたところで,「比較経済論」の採点とする。

 50点以下から100点まで,色とりどりの点数である。

 「アナタの考えを述べてください」といっているのに,それをまるで書かない学生がいる。

 中身は,一心不乱にこちらのノートの書き写し。

 いうまでもなく,それはダメ。

○シャワーをあびて,5時30分には外に出る。

 車中「予習の人」となり,JR「加島」から「芦屋」へ,「三ノ宮」へ。

 6時30分から,神戸市勤労会館で「映像で学ぶ侵略の歴史と加害の実態」講座である。

 第3回の今夜のテーマは「戦争への反対をゆるさない天皇制の政治」。

 「国体」に反する者への権力の憎悪が凄まじい。

 治安維持法による死者はわかるだけで1700人に近くなる。

 政治が市民を殺していった数である。 

 さらに問題なのは,憲法・教育基本法・共謀罪など,同種の企みが今もあること。

 講座が終わったところで,ドタバタと講演依頼を受けていく。

 ただちにJR「三ノ宮」にもどり,「68年の人」となって,逆コースをたどっていく。

 本日は,玉子パックをかかえて9時30分の帰宅であった。