「夏休み」なのだが,4年ゼミ生たちが集まった。

 今日(8月7日)は,卒論作成に向けた特別登校日。

 この日を設定したのは学生たち。

 よほど不安があるということか。

 まず11時から,夏のゼミ旅行の相談である。

 「楽しく沖縄へ」という計画だが,普天間基地,ひめゆりの塔は欠かせない。

 首里城もまた,沖縄地上戦の際の日本軍司令部があった場所である。

 1時からの昼食は学内の食堂にすべりこみ。

 「もうカレーと麺類くらいしかできないよ」

 「はい,それで結構です」。

 みんなで,ツルツル,パクパク食べていく。

 卒論のテーマは,まことにいろいろ。

 「労働時間短縮をすすめるドイツに日本社会が学ぶこと」

 「よりましな男女雇用機会均等法にむけて」

 「特攻の『悲劇』は本当に美化されて良いことなのか」

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 「教科書検定制度は何を目的としているか」

 「家事・育児を行うことのできる男が育つ社会とは」

 「結婚しない女性がふえる日本の社会的条件」

 「日中韓の歴史教科書比較」

 「天皇制はなぜ維持されねばならないのか」……。

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 もちろん,各人のすすみ具合はいろいろだが。

 6時までには,全員帰る。

 こちらは,とある数字の集計をして,8時半には「プラレ西宮」への移動である。

 10月の取り組みにむけ,地元の保険医協会のみなさんと意見交換。

 なかなか活発で面白い議論であった。

 10時ちょうどの帰宅となった。