○眠れぬ夜ではあったが,仕事をしないわけにはいかない。

 浅睡眠4~5時間の人生で立ち上がり,仕方なくパソコン前にはりついていく。

 能率悪く午前をすごし,能率悪く午後をすごす。

 2時をまわったところで,外に出る。

 世間のとんでもない暑さが,わが肉体をハゲシクむちうつ。

 急速に人生における意欲と活気が失われ,一路「朦朧の人」となっていく。

○大学との往復の短時間にあれこれ様々な情報を見聞きする。

 ①西宮の同和政策と住宅政策,ついでに「しゃこ踊り」について。

 ②「ボクは高校時代,大阪にはじめてできたボーリング場で投げた」

 「その時には,ボーリングという名前も知らなかった」。

 大学というのは,本当にいろんな人がいるところである。

 ③山を降りて,駅へ向かう途中,道路の横断に苦労している人に会う。

 盲導犬をつれている。

 様子を見て,「いまなら渡れますよ」と声をかける。

 ここは,クルマが多く,なおかつ信号もない。

 そうなると,いかにかしこい盲導犬でも,道路を渡る判断は大変である。

 そういう事情があるかと,考えさせられる。

 ④阪急の駅では「基礎ゼミ」の学生にあい,ダンラバ情報のいくつかを。

○それにしても,はげしく暑い。

 スーパーに寄って帰ろうとする。

 しかし,途中,相方から「買うものなし」のメールによる指示を得る。

 ともかくは退避と,いまは涼しい喫茶店で,凶暴な日差しをかわしている。

 夏の乗り切りに,それなりの工夫が必要な年齢になってきているらしい。