昨日(9月8日)の夜は,7時からエル大阪でお仕事である。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ,そして天神橋筋商店街をスタスタくだって約10分。

 そこの2Fホールが会場である。

 大阪保育運動連絡会など4団体による,秋の大運動のスタート集会。

 「経済大国日本の貧しい子育て施策」と題して60分ほどしゃべらせてもらう。

 直前に付け焼き刃でいろいろと勉強をする。

 なるほど保育の分野に「構造改革」はこういう形であられわているのか。

 「規制改革・民間開放推進会議」の「中間答申」(06年7月31日)を紹介する。

 その一方「認定子ども園」については,こちらがたくさん教えてもらう。

 保育・保育所情勢は,わが私的生活の領域にあっても重大問題である。

 ──〔一夜明けて〕──

 今日(9月9日)は,朝のうちに大阪教職員組合にミニ原稿を送信。

 「総裁選と秋の臨時国会を前」といったお題であった。

 つづいて東京方面に,「青年が『人間らしく』働ける社会でこそ」のゲラをFAX。

 なおしがなにひとつない,実にキレイなゲラである。

 さらにネット世界から「イムジン河」の楽譜と曲をゲットする。

 なんとも便利な世の中である。

 午後2時から関西勤労協の理事会である。

 1時には家を出て,JR「加島」から「京橋」へ,環状線で「森ノ宮」へ。

 車中「雑誌読みの人」となっての移動である。

 先日,ブログのカウンターが1日だけ大きく動いたが,その謎に深くかかわりそうな論文を読む。

 なるほど,自民党も民主党もインターネット選挙解禁の方向に動いているのか。

 「パソコンは苦手です」では,勝負の土俵にさえもあがれない。

 情勢の見方について短く話せといわれ,アタフタと,いくつかをしゃべってみる。

 ①「格差社会」と「靖国」問題に見られる自民党政治の行き詰まり。

 ②国会の「巨大与党」を封じる国民運動の力の高まり。

 ③その動向を反映したテレビ・新聞の論調の一定の変化。

 ④秋の国会における改憲手続き法重視の必要性。

 ⑤敵味方の力のぶつかりあいの全体を視野にいれる学習の必要性など。

 討論では,住民税増税をきっかけとした各地の状況変化,東大阪市長選勝利の根底にある住民動向なとが話題となる。

 予定の5時には無事終了。

 大阪パルコープの組合が,労働学校の修了者に『「慰安婦」と出会った女子大生たち』をプレゼントしてくれるという。

 よろこんで,17冊にサインをサクサクさせてもらう。

 まったくもってありがたい。

 6時には家にもどり,新参ともども,ただちにシエ造号でカルフールへ。

 完成していた「悲しき老眼鏡」をしっかと受け取る。

 そして,月曜日からの韓国のとうがらしにそなえた胃腸薬も買っていく。

 これが4度目の「ナヌムの家」である。

 わが学者人生は,いったいどこへ向かっているのやら。