9月10日は,10時半「西宮大学交流センター」到着の朝であった。

 韓国「ナヌムの家」訪問旅行の前日学習会の1日なのである。

 大量の資料をコピーし,11時すぎからの開始となる。

 ゼミの学生たちの他,京都から3大学の学生等,そしてチーム大人たちからも8人ほどの参加がある。

 8~9月の歴史・「慰安婦」・憲法・新総裁がらみの政治情勢。

 靖国神社見学の印象と,自己紹介を兼ねたナヌム旅行参加の目的意識。

 水曜集会持参の横幕の作成と,関連ビデオの学習。

 「慰安婦」問題の基本学習などを行っていく。

 5時30分には,すべて終了。

 とはいえ,時間がまったく足りない。

 盛り込みすぎの計画だったらしい。

 終了後は,例によってただちに「儀式なき結団式=宴会」である。

 濃密な学習のあとには,濃密な飲み。

 そして,語り。

 互への警戒心はすべてきれいに溶かされている。

 そこで,悩みや課題,迷いや決意が,力みもなしに語られていく。

 年の差は親子をはるかにこえる集まりだが,それが互いにとって刺激である。

 じつに楽しい時間となる。

 明日を考え,8時30分の終了である。

 ゼミ生とチーム大人は,明日10時半の関空集合。

 京都の学生たちとは,12日午後に「ナヌムの家」で合流となる。

 今年もドラマあふれる,充実の4日間となるのであろう。 

 この夏のメイン・イベントのはじまりである。

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 今年の横幕は,たて1メートル,横5メートルの大物である。

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 その後ろでは,京都の学生たちがビデオに学ぶ。

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 さらに,チーム大人も真剣そのもの。

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 最後はゼミ生たちが,学びの成果をまとめて報告。

 時間が足りない奮闘ぶりとあいなった。