9月14日のバスの中で,大人や学生たちの発言を聞いて,最後にしゃべらせてもらったもの。

 ①②と同じです。手元のメモからまとめています。

--------------------------

 学生たちの気持ちに様々な葛藤があったことが良くわかった。

 言葉にしないと伝わらないことがあるものだ。

 「キャーキャー,ワーワー」の外見だけからは想像がつかない。

 同時には,人間の成長には勇気が必要ということも良くわかった。

 M永さんの質問に答えて。

 1つは,大人が同行してくれると自分の負担が物心両面で軽くなる。

 2つは,たくさんの大人に「いまどきの若者」の可能性をしっかり見てほしい。

 3つは,逆に学生にも「社会をまじめに考える大人」の存在を知ってほしい。

 4つは,学生に,立場や考え方の違う人とも接してほしい。

 そういう人間関係から誰に,何が生まれてくるかを楽しんでいるところもある。

 ガイドの李さんに「こういう日本人をはじめて知った」といわれたことも新鮮な気づき。

 日本にもどって,学生たちには「ハルモニからの宿題」を具体化してほしい。

 あわせて,もっと深く学んでほしい。

 学びはむしろこれからが本番。

 特に,この社会をどう変えるかという切実な願いは,社会への学びをおのずと深くする。

 「観光気分」というのも,実はとても大切なこと。

 日韓双方の市民が,お互いを普通の人間,仲間として実感すること。

 それが「もっと仲良くなろう」「対立を乗り越えよう」という力にもつながっていく。

 秋からのみんなの飛躍に期待したい。

 同行してくださって大人のみなさん,ありがとうございました。