3時就寝,9時起床の自滅型アホダラ睡眠リズムである。

 眠くないわけがない。

 それでも10時半には家を出て,ボケたあたまで大学へ。

 11時半から「文献ゼミ-中国人強制連行の問題から」。

 2年生の初ゼミである。

 あれこれに時間がかかり,ビデオの後の議論の時間は15分。

 次のような声が出る。

 ①日本史は中学までしか勉強しておらず,強制連行も花岡鉱山事件も知らなかった,

 ②強制連行は知っていたが,全体として平和学習では沖縄や原爆など被害の学習が多かった,

 ③東アジアに対しては謝って何か問題がすすむのだろうか,

 ④中国・韓国の日本批判は国内問題をそらす意図もあるのではないか,

 ⑤戦争中の日本国内の雰囲気はどうだったか,戦争をした人たちはいまはそれをどう思っているのか……など。

 ある種,現代日本の縮図といってもいいかのような議論である。

 さて,あと3ケ月。議論はどのように発展するのか。