今日は年に1度の学院「創立記念」の日である。

 学生たちは授業がない。

 しかし,われわれには全学教授会研修会がまっていた。

 10時からの会合に滑り込む。

 「教養教育」をテーマとしたI田先生・I谷先生による報告をうかがう。

 時間をかけて学生たちに,あれこれを調査していただいたことのまとめである。

 精神的な自立をうながしながら,あわせて知識や学びの方法を伝達する。

 結局,前者への心遣いが,一層つよく求められるということのよう。

 昼食ののち,1時から分科会再開。

 3時すぎには会議を抜けて,大学を出る。

 西宮市大学交流センターで産学交流委員会があったのである。

 阪急「西宮北口」横のアクタに移動。

 こちらは,4時前開始,4時半終了というあっけなさであった。

 ありがたや,ありがたやとJR「西宮」から「尼崎」にもどり,

 いつもの喫茶店で「慰安婦」講演の写真整理をすすめていく。

 あわせて卒論原稿2本も読了。

 7時には「加島」にもどり,久しぶりに「かすが」に入る。

 野球を見ながらカレーを食べて,8時ちょうどの帰宅である。

 ゼミの本づくりにむけ,2人の卒業生から話を聞く日取りが決まる。

 じつに結構なことである。

 他方,昨日今日と,大小の原稿依頼が舞い込んでくる。

 じつにキビシイことである。

 いずれにせよ,やれることを,しっかりやるしかないのであるが。