今日(10月28日)も,午前中は小仕事である。

 12時半には,外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ,「西宮」へ。

 車中「医療制度改革の人」となり,

 JR「西宮」ホームの待合室で「医療制度改革の人」を続けていく。

 駅前で福祉保育労がおこなっていた保育充実の署名に一筆。

 そのまま西宮の勤労会館に突撃である。

 これといって,何の面白みもない建物であった。

 061028_001

 今日の主催者は,兵庫県保険医協会の西宮・芦屋支部。

 テーマは「日本の医療制度の変遷の背景を探る」。 

 市民公開講演会となっており,参加者は一般市民が多数派である。

 すでに年金生活に入った年輩の方が主なのだが,

 6月からの住民税増税に,介護保険料の引き上げ,

 高い健康保険料に,この8月・10月からの医療費値上げ……。

 状況は,まったく踏んだりけったり。

 「国の無駄遣いの責任をだれがとるのか」

 「あまり長生きしてもいかんかと…」「生きているのがつらくなる」

 「若い人も大変だ」「今まで自民党と考えてきたが,考え直さなければ」。

 いずれも互いにうなずきあっての,実に重たい言葉である。

 あらためて,かつて革新自治体をつくった市民の取り組み歴史,

 今日の安倍政権と国民の様々な運動との衝突の実際など,

 2度目の発言を行わせてもらう。

 「ガマンしないで声を出すこと」。

 これがなにより肝心である。

 お隣では,9条の会が小森陽一さんの講演会を開いていたという。

 取り組みは実にさまざまに,いつでも同時多発しているのである。