今日(11月17日)は,朝から手紙を書いていく。

 11時には,駅前ポストにすばやく投函。

 そのままサクサク大学へ。

 11時30分から「文献ゼミ-なぜ解決しようとしないのか」。

 そのまま昼は,学科の未来を考える委員会。

 通称「U-50」を食事をとりながらやっていく。

 3時ちょうどの終了である。

 気がつけば,役職選挙の投票時間が終わっていた。

 研究室にもどると,3年ゼミの学生たちが,週末の「講演」準備を行っている。

 それぞれの役割分担も,案外こまかく決まっているらしい。

 061117

 鈴蘭台西高校へいってきた,その様子についても聞かせてもらう。

 一度の話で,みんなに全部が伝わるわけではない。

 しかし,その一度でも,心に深く響かせてくれる生徒はいる。

 その少数の生徒に,特に「感動した」とのことである。

 すばらしい体験をしていると思う。

 チェコからハガキがようやくとどいた。

 すでに日本にもどってきている4年生が出したもの。

 文面にはチェコは「物足りない」と書いてある。

 そこで「黒ビール飲み放題に挑戦しました」とのこと。

 やはりGジスには,中南米や東南アジアが良く似合う。

 学生時代の友人から『「銃口」が架けた日韓の橋』(新日本出版社)がとどく。

 あの三浦綾子原作の「銃口」を,

 劇団・青年劇場が演じた韓国公演の記録であり,

 それをきっかけとした日韓社会の新たな対話と連帯の書物である。

 かつて自治会活動を共にした友人は,

 今はその演劇の「制作者」という立場にいる。

 人生というのは不思議なものである。

 3時40分から教授会。

 「教育基本法採決の記事が『朝日』でも小さいのはどういうことだ」

 「ことの重大性にまったく気付いていない」

 「やらせ質問にしても未履修にしても文科省こそエリを正すべきだ」。

 会議開始までの短い時間に,教育学者の怒りの声を聞いていく。

 「ボクはいまの教育基本法の文章が好きなんだ」とも。

 こういうアホダラ政治で孤立していくのは,いまの政府自身である。

 彼らに孤立を自覚させるには,もちろん相応の取り組みが必要だが。

 会議終了は7時半。

 手帳にはさんでおいた映画「蟻の兵隊」のチケットは,ついに出番なしとなる。

 こんなに遅くなるとは思わなかった。

 小仕事を終えて,9時前には大学を出る。

 年末年始の執筆予定を整理してみるが,

 どうも大変なことになっているようである。

 もうこうなれば「笑うしかない」。 

 各地の編集者のみなさんには早めにお願いしておこう。

 ゆるせ駄文!