11月22日は,小仕事人生の朝である。

 たまっていた新聞をながめ,

 あれこれのお礼メールや封書の礼状も書いていく。

 論文のページに「急がれねばならない『慰安婦』問題の解決」をアップ。

 『福祉のひろば』の4回連載の第1回分。

 そのうち3回は,ゼミの学生たちが主人公となりそうである。

 しばし「地方自治の人」となり,4時ちょうどには外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ,「神戸」へ。

 早めの夕食をガッツリと食べ,「地方自治の人」を継続していく。

 いままであまり意識して目を向けたことのない分野なので,

 学ぶのに思った以上に時間がかかる。

 経済財政諮問会議の地方改革議論もながめてみる。

 JR「元町」へもどり,6時すぎには兵庫県民会館へ。

 今夜は,「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」の第1回政策研究会。

 「町長から見た兵庫県政」(山田兼三・元南光町長),

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 「兵庫県政の歴史と問題点」(増田紘・兵庫県自治体問題研究所事務局長)

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 のお二人の講演がメインである。

 簡潔に要領よく,今日の井戸県政の実態が語られる。

 学ぶところはきわめて多い。

 つづいて,福祉・医療・業者・教育・平和・生活・人権・青年……。

 暮らしや業種の実情と県政の実態暴露,

 また県政転換への期待が語られていく。

 「まとめ」をしろをいわれるが,

 あまりの情報量にただただ圧倒されるばかり。

 とりあえずは,①県政全体を簡潔に特徴づける工夫をすること,

 ②憲法が輝く県政の実態を簡潔に表現すること,

 ③9条の会に学び,県政の語り部をつくり,学習会をくりひろげること,

 ③憲法県政実現にいたる運動論の研究をしっかりと行っていくこと。

 これらを個人の感想として,語らせてもらう。

 新自由主義的改革にせよ,ゼネコン天下りの政治にせよ,

 解同との癒着にせよ,福祉・教育・医療の切り捨てにせよ,

 県政の実態は,知ればハラのたつことばかり。

 今日の参加は,まずは50人程度だが,

 課題は,その怒りをいかに広範な県民の共有「財産」にしていくかである。

 9時には会場を出て,5~6人で居酒屋へ。

 焼酎をあおりながら,

 ベテランのみなさんによる県政論議を聞かせいただく。

 傍観的な論評でなく,どう変えるかの視角があるから面白い。

 楽しい時間をすごして,11時半の帰宅となる。

 まるで抜けていたのは,明後日の会議の準備であった。

 同僚I田先生のフォローに感謝。