1月27日は,急速に弱りこむ1日となった。

 4時就寝,8時起床のそもそもきびしい朝なのだが,

 すでに夕べ寝る前の段階で,腸がやる気を失っていた。

 朝になってもそれは変わらず。

 「こりゃあ,マズイなあ」「寒けもするな」と思いつつ,9時前には外に出る。

 JR「加島」から「京橋」へ,京阪「京橋」から「枚方市」へ。

 車中「グッデリ放心の人」となっての移動する。

 足が地面をしっかり踏みしめずにいる。

 それでも10時前には,枚方市民会館に到着。

 10時10分から1時間ほど,

 「公的保育制度を守るために」と題してしゃべらせていただく。

 終盤,口のなかがやたらと乾いたが,

 どうやらいつもどおりに話はできたようである。

 今朝の主催は,枚方の「公的保育を守り拡充させる会」である。

 このあと,さまざまな立場からの発言があるとのことだが,

 こちらはスマナイ,スマナイといいつつ,ただちに会場をあとにする。

 京阪「枚方市」から,座席確保のために「普通」電車に乗り込んでいく。

 学習会の写真をとり忘れていることに気がつき,

 電車の座席から「枚方市」駅を,まったく適当に1枚。

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 関西勤労協の事務所になだれ込み,原稿書きをしようとしていた,

 本日の当初方針を変更していく。

 車中「ますますグッデリの人」となり,「京橋」へ,「加島」へもどる。

 帰宅し,1時には,布団に入って本格的に眠り込む。

 グッと寝て,2時20分の再起床である。

 ノロノロと動いて,再び外に出る。

 昼寝の効果はあったらしい。

 しかし,大事をとってタクシー出勤の贅沢人生とする。

 行き先は,梅田の「カトリック北野教会」。

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 玄関のノボリは,「大阪宗教者9条の会」と染め抜いてある。

 結成2周年記念憲法公開講座らしい。

 久保さんといわれる牧師さんが,「南京大虐殺」について語っておられた。

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 3時45分からがこちらの時間。

 まず,朴泳心さんのビデオを見る。

 残念ながら,パソコンの写真はプロジェクターで投影することができない。

 プロジェクターが古すぎたらしい。

 こうしたことは度々ある。

 プロジェクターは,こちらが持参することを本気で考える必要があるらしい。

 4時45分には,就活を終えてかけつけた学生Aぱんにマイクを渡す。

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 中学生のときに最初に「慰安婦」という言葉を聞いたことにはじまり,

 ゼミでの学びと韓国訪問の経験,

 高校はじめ各地で発言を繰り返していくその心情,

 最後には中学生・高校生に真実を伝えたいとの語りがつづく。

 5時すぎの終了である。

 やはりまだ「腸のやる気」が回復していないので,

 残念だが「懇親会」は遠慮させてもらう。

 それにしても,会場には,わが大学の事務職員さん,

 4月から本学の大学院に通うという卒業生さん,

 さらに「小森陽子さんと同じクラスでした」という

 終戦直後のベテラン卒業生の方がおり,

 こちらの学生時代の後輩までがいる。

 人間というのはいろいろなところでつながっているものだとあらためて思う。

 ベテラン卒業生の方とは,

 「あなたのような方は,学内では息がしづらいでしょ」

 「いえ,いまは大丈夫です。堂々とやっています」といった会話もかわす。

 何人かのシスターが

 『「慰安婦」と出会った女子大生たち』に関心をもってくださる。

 外に出るとすぐに,「あそこの河合塾にかよってたんです」と,

 教会のすぐうらの予備校をAぱんが指さす。

 早くも「就活で病みそうです」とのことだが,

 遊び(気分転換)を,意識的にスケジュールにいれておくことだ。

 帰りも「グデッとしてタクシー帰宅の贅沢人間」となる。

 6時すぎの帰宅である。

 今夜は,何もせずに,ともかく眠ろう。

 人間,健康が第一である。