日本の改憲に向けた動きに対する,アジアからの懸念の声の表明である。
自衛隊の本来任務に「海外派兵」を加えた防衛省法は,
自民・公明・民主等の賛成によって成立した。
これら改憲派政党が国会で圧倒的多数を占めることと,
改憲反対が多数を占めつつある国民世論の大きなねじれを,
二度の選挙で是正することができるか否か。
そこにこの社会の政治的教養の深浅があらわれることになる。
安倍首相 憲法改悪に執念 アジア各紙警戒(「しんぶん赤旗」2月2日)
「アジア各地の英字紙は、安倍首相が愛国心を強要する教育基本法改定案や防衛省昇格法案の成立に続き、国民投票法案の可決を急ぐなど「平和憲法」改定に執念を燃やしているのにたいし警戒心や強い懸念を示しています。