3月25日も,外に出ずの1日となる。

 これで丸3日間,マンションの外に出ていない。

 一番遠くへ足を運んだのが,1階の郵便ポストまでである。

 まったく「引きこもりの人生」である。

 朝は地震で一度は目が覚める。

 ここはマンションの上の方なので,

 揺れ幅が案外大きいのである。

 「たいした事ないな」と,また寝なおしたのだが,

 あとになって,テレビをつけて,その規模の大きさにビックリ。

 被害にあった人達は大変だ。

 「災害と被災に対する政治の姿勢」がまたしても問われることになる。 

 大学の新年度前期日程を確認しながら,

 自分が責任をもつべきあれこれを処理していく。

 手帳にも具体的に,授業の日程・回数を書き込んでみる。

 午後は「現代GP文書の人」となる。

 盛り込むべき話題はいくつもあるが,

 字数は削っていかねばならない。

 このあたり,なかなか大変なところである。

 夕方には,ひさしぶりに「就職本原稿の人」となる。

 例の『輝いてはたらきたい女性(アナタ)へ』だが,

 こちらも原稿を2本抱えている。

 他の原稿がすべて集まってからと思っていたが,

 それを待っていると,

 他の原稿の締め切りとかちあうことになりそうである。

 とりあえず「どうしてはたらくのだろう?」から整理をはじめてみる。

 ついに,うどん玉が切れたので,夜はさんまを焼いてみる。

 スケート,サッカー,水泳,ボクシング,お笑い,選挙……,

 昨日・今日のテレビをながめながら,

 世の中いろんな人がいるなとつくづく思う。

 あわせて,たくさんの人の生活や安全の問題を考えると,

 テレビの番組内容や構成がもう少しどうにからならないものかとも。

 夏までの原稿テーマとの兼ね合いを考えながら,

 神戸・和歌山での講座ものの内容を考えてみる。

 神戸はあらかたの方向が見えてくるが,

 和歌山はいまだ漠としたまま。

 こうして人生充実の計画を立てていくのは,とても楽しいことである。

 しかし,実行するのは,とても大変。

 その大変さに,事前に気づくことができないところが,

 わが人生の弱点である。