4月7日は,今週初のゆっくり寝。

 ああ極楽,極楽。

 朝から「講演本ゲラ直しの人」となっていく。

 念のためにと,医者に出かけていた「微熱新参」だが,

 特に問題は発見されず。

 「新しい環境の中で緊張あるいは興奮している」といったところが,

 医師の見立てであるらしい。

 そーきソバを食べて,

 午後も「講演本ゲラ直しの人」となっていく。

 3時までつづけて,ようやく終了。

 この本の表紙も描いてくれることになった,

 4年ゼミNしょんへの「謝辞(?)」を,

 申し訳程度に2行ほど追加してみる。

 4時前には,5月から神戸で行う4回講座の「よびかけ文」を書く。

 こちらは短く,ただちにできて,神戸へガッシン。

 夕方,一仕事を終えた気分になり,一族でブラブラ外に出る。

 世間は小雨が降っていた。

 コンビニから,わがIT人生の充実にかかわる振込をひとつ。

 そして大阪方面にゲラを投函。

 M尾さん,あとはよろしくお願いします。

 これは,参議院選挙にむけた,

 手軽で有用な,学習材料となってくれるはずである。

 JR「加島」から「尼崎」へ。

 久しぶりに,スーパー「オアシス」に行ってみる。

 本屋をまわり,職場で必要な印鑑を買い,

 さらに「トイざらす」なんぞもブラついてみる。

 新参の「散歩」が眼目のブラつきである。

 しかし,相方は,やたらと本を買っていた。

 「加島」にもどり,一族そろって「平八亭」へ。

 新参には,持参した離乳食を食べさせ,

 暴れ出さないうちにと,こちらも急いであれこれ食べる。

 遅くなってから,「授業の計画」に,

 経済学と比較経済論の計画を入れていく。

 なにせ月曜からが,授業である。

 さて,今日の夜は,精神的に,

 ハードな時間をとることになる。

 こちらが20才だった,ちょうど30年前の秋のこと。

 わが父親は突然姿を消してしまった。

 蒸発である。

 母親は,こちらが3才の時に,

 すでに,人間関係がとりもてぬ病気になっている。

 父親の蒸発とともに,一部の誤解もあって,

 親族すべてとの関係が切れた。

 金も,家庭(親戚)も,すべてが消えた。

 その後は,大変な生活だった。

 健康保険証がなく,

 病気になっても,十分な治療ができないことが特に痛かった。

 結果は,今日まで響きつづけることになる。

 それでも,時間の経過が,次第に,

 気持ちと生活の整理をつけていく

 そして,7年後,突然,父親からの連絡が入る。

 また新たな混乱のはじまりである。

 それから20数年。

 あらためて,父親とのつきあいを考えずにおれない時がきた。

 自分の気持ちを正面から覗く作業はシンドイが,

 避けることのできない作業である。

 とはいえ,対応の基本は,すでに決まっているのだが。