4月17日は,あわてて起床の朝である。

 新参の鼻水がひどく,「明日は休みか」と話し合っていたのに,

 起きてみればケロリと上機嫌。

 急遽,いつもどおりの保育所出撃となったものである。

 9時には運搬・連行し,

 家にもどって仕事を開始。

 メール,小仕事男となっていく。

 うどんを食べて,1時前には外に出る。

 車中「小ゲラ直しの人」となり,JR「加島」から「西宮」へ。

 研究室では,ヘルプデスクM鹿さんが,

 はげしく新ノートと格闘していた。

 なにせ「親指シフト」である。

 若い人たちは「見たこともない」。

 東京方面にゲラをズリズリFAXする。

 授業の予習など小仕事を重ね,

 3時からは「比較経済論-大国化する中国,小国化する日本!?」

 研究室にもどると,4年生Aぱんが,「ゲラを直します」とやってくる。

 学生時代の友人から講師依頼が入ってくるが,

 残念ながら日程があわず。

 そのまま「学生本原稿の人」となっていく。

 新参丸洗いの時間にあわせ,7時半には,大学を出る。

 8時すぎの帰宅である。

 ところが「寝たきり新参」に,起きる気配がまったくない。

 夕方からは医者に行っていたのだが,

 「ともかく治りかけ」とのことで,

 「寝たいなら,寝かしておこう,新参者」とする。

 明日で原稿がグイッとすすまないと,ちょっとまずい。

 そして学生「座談会」原稿にも,少し事情説明の加筆がしたいと欲がわく。

 こうして,わが寿命は自然と縮まっていく。