4月22日は,10時起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンク摂取の後,ただちに「学生本原稿の人」となっていく。

 途中,うどんを経由して,やはり「学生本原稿の人」を継続する。

 3月1日の安倍発言前後の話は終わり,

 「そもそも『慰安婦』問題とは」も終わりである。

 つづいて「日本の前途と歴史教育を考える会」の訪米中止や,

 その直前の外国人記者クラブでの話などに入っていく。

 5時前には,休日出勤だったAやちゃんが仕事帰りに遊びにくるが,

 すぐに買い出しに出たので6時まで「原稿の人」を継続していく。

 酒屋の娘であり,今はアルコール中毒方面の仕事をするAやちゃんは,

 GWは9連休だという。

 「ケースワーカーだって,大型連休をとることはあるんだと,

 職場に前例をつくっておこうと思って,ケケケケケケ……」。

 石垣島で海中三昧の日々だという。

 なるほど,人生には,その手のメリハリのつけかたもあるわけだ。

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 あいかわらずハナタレの新参に,

 スキを見て,中国の土産服を着せてみる。

 この春卒業したガンジス(現在JR「京都」周辺生息らしい)にもらったもの。

 ピチピチだなとは思っていたが,

 まだどうにか着ることができた。

 遅ればせながら,ガンジス,さんきゅ。

 11時半には,布団に入る。

 蜷川虎三編『樽みこし--蜷川虎三対談集』(駸々堂,1972年)を読み終える。

 開発の理念,手のとどく自治体の規模,公害の抑制,

 押しつけ安保,憲法を生活化する努力,国益とは国民の福利,

 「余暇」でなく人生を培うことのできる娯楽,もっと人間らしい暮らし,

 公僕じゃなく住民とともに,政治の仕事は住民の暮らしを守ること,

 暮らしとは人生を深め高めていく営み(衣食住・芸術・産業など)……。

 言葉のはしばしに,この人なりの確固とした思想が見え,

 政治改革への確信が見える。

 「樽みこし」だといいながら,やはり大した政治家である。