5月2日は,7時ちょうどの起床であった。

 動きのすばやさを増す新参を相手に、

 朝食、着替え、オムツ換え&風呂場尻洗い、

 検温、クスリ飲ませ、保育所日誌記入などをこなしていく。

 9時ちょうどには、保育所へ運搬・連行。

 そのままJR「加島」から「西宮」へ、

 車中「分科会予習の人」となっての移動である。

 事務室をまわって、研究室へ。

 ちょいと小仕事をして、10時からの教授会研修会へ。

 学生たちは全学休講日だが、こちらはサクサク仕事なのである。

 10時半には分科会の議論に入る。

 12時からは、弁当を食べながらの議論である。

 1時からは全体討論。

 その後、再び分科会、そして三度全体討論。

 4時には終了となる。

 しかし、4時半から,さらに拡大自己評価委員会となる。

 またしても、たくさんの仕事がふりかかってくる。 

 すべてが終わり、研究室にもどると6時前。

 そういう役回りの季節に入ったということだろう。

 途中,U田先生に、たくさんの学内業務とたくさんの原稿仕事を

 どの場所でこなしていくかについて、アドバイスをもらう。

 結論は、教育開発センターに「いすわる」である。

 さっそく、必要な備品や条件を整えたい。

 7時には大学を出る。

 車中「清張の人」となって、「加島」にもどる。

 うどんを湯掻き、豚足をかじり、

 夕べ録画しておいた「ごきブラ」をながめていく。

 新参丸洗いは、今夜は相方にまかせていく。

 京都のC男に、アマゾン経由でマンガを送る。

 C男も、マンガの中身が次第にレベルアップしているらしい。

 遠からず「へうげもの」あたりで、

 ヤツの人生観をゆさぶってみたい。

 気がつけば、明日は憲法記念日。

 安倍首相や民主党の枝野議員が、

 改憲手続き法成立の期限としてきたその日である。

 全国各地で、にぎやかに、

 「憲法守れ」の取り組みが行われることになる。

 保阪正康『松本清張と昭和史』(平凡社,2006年)を読み終える。

 右翼もの学習の一環なのだが、その角度からは大きな収穫なし。

 とはいえ、若き日に、没頭したたくさんの著作が論評され、

 それが、とてもなつかしい。

 それにしても、41才遅咲きの作家デビューでありながら、

 作品数は、おそらく1000を超えるという。

 何ともものすごい馬力である。