5月4日は、グッデリと10時前まで寝こけまくりの朝となる。

 いつもの特殊栄養ドリンクのあと、ニュースチェックにはりついていく。

 う~む、今日も、あれこれあるものだ。

 1時には、うどん「ゾゾゾ……の人」となっていく。

 昨日、手に入れたばかりの「だし醤油」が、さっそく力を発揮する。

 午後は、荒れた本棚部屋の片づけである。

 この間の原稿書きで、雑誌や資料が飛び散っている。

 おまけに、買い集めた本が山積みに。

 歩ける面積が減っている。

 「遠からず人間失格部屋」の状態である。

 新聞をかたづけ、本をかたづけ、雑誌をまとめ、

 山なす書類を捨てていく。

 それで世間は夕方となる。

 「このままだと、陽の落ちないうちにビールを開け、

 次なる人間失格に陥っていく」。

 その危機感をもって、JR「加島」から「朝霧」へ、

 「移動書斎活用の人」となっていく。

 「朝霧」で、海および淡路島をしばしながめる。

 そして、今度はJR「朝霧」から「立花」へ。

 往復、「世界の人」となっての移動である。

 無事、予定の本は読み終える。

 「立花」の商店街で、静かな居酒屋を探してみるが、

 そもそも今日は、休みが多い。

 あたりをグルッと一周し、結局、JR「加島」へもどっていく。

 7時半には、いつも居酒屋「平八亭」へ。

 カウンターの隅に陣取り、「アホバカ本の人」となっていく。

 10年ほど前には、よく、こうして、

 1人で居酒屋で本を読んだものである。

 意識して野菜をたくさん食べ、9時30分には店を出る。

 コンビニによって、家にもどる。

 不破哲三『いま世界がおもしろい』(新日本出版社、2007年)を読み終える。

 いずれも一度は読んだもののまとめだが、

 一気に読むと、新たに気のつくこともたくさんある。

 広義の経済学の開拓など、

 多くの研究課題が語られていることにも目が止まる。

 研究のテーマの設定にも、

 世の動きを大局的に見る「歴史的感覚」が必要である。