5月30日は、7時30分の起床であった。

 ちょいと朝食の食いが悪いが、

 大したことはないようで、

 いつものように、新参を保育所方面に運搬・連行。

 外は、ビシバシ雨が降っている。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「『資本論』書評の人」となっての移動である。

 070530 

 こんなにはげしい雨は、ひさしぶり。

 大学では、昼の会議の準備、夜の講座の準備、

 後期の基礎ゼミのシラバスアップなどをこなしていく。

 12時30分から、昼休みのキャリア教育委員会である。

 インターンシップへの院生の派遣、

 キャリアデザインプログラム委員会との関係、

 そもそも本学のキャリア教育とは……

 短い時間に、あれこれの議論をかわしていく。

 2時には研究室にもどっていく。

 まずは、キャリアデザインプログラムの説明会の文書チェック。

 そして、送信の締め切りを忘れていたレジュメの作成。

 さらに、自己評価・点検報告書作成の段取りを調べたところで、

 本日の時間切れとなる。

 5時ちょうどには、大学を出る。

 JR「西宮」から「三宮」へ。

 車中「靖国の人」となっての移動である。

 いつもの喫茶店で、サンドイッチをパクつきながら、

 やはり「靖国の人」を継続する。

 アメリカの占領政策の転換による政教分離政策の弛緩、

 占領終了直後からの靖国勢力の巻き返し、

 それを歓迎し、促進する遺族会らの広範な運動……。

 あらためて学ぶべきことは、多いようである。

 6時30分から、神戸市勤労会館で、兵庫学習協の連続講座。

 第2講の今日のテーマは「『慰安婦』問題と世界の構造変化」。

 まずは、前回の講義に対する質問にこたえ、

 感想にコメントをそえていく。

 そして、今日のテーマのレジュメを語り、論文2本の紹介となる。

 会場には、「立命時代の後輩です」という方がおられ、

 また、終了後には、「兵庫でも同時証言集会を」という

 誘いのお話をいただいていく。

 9時すぎには、車中「靖国の人」となり、

 JR「三宮」からの逆コース人生にのっかっていく。

 帰宅後、ただちに東京方面にレジュメをガッシン。

 添付書類がちょっと重いと、エアエッジでは飛ばないのである。

 とある雑誌編集部から、当面の企画が変更になったと連絡が入る。

 これは困った。

 神戸講座の第3講は、

 そこに書く論文のテーマで行う予定になっているのに。

 缶ビールをプシュリとあけて、

 中途半端な胃袋に、ポリポリと豆など放り込んでみる。

 1時ちょうどの就寝であった。