6月1日(金)は、7時30分の起床であった。

 布団干し以外は、いつもどおりの行動である。

 9時すぎには、新参を保育所に運搬・連行する。

 コンビニから、昨日の入金で不足していた消費税分を振り込んでいく。

 当面の負債は、これにてなくなったハズである。

 JR「加島」から「伊丹」へ、さらに「大阪空港」へ。

 車中「未来方面の人」となっての移動である。

 すばやく搭乗手続きを終え、

 コーヒー片手に、そのまま「未来方面の人」となっていく。

 11時ちょうどの離陸であり、

 12時すぎの「羽田」無事到着の昼であった。

 空港の混雑で、若干の遅れとなったらしい。

 モノレールで「浜松町」へ移動。

 車中「未来方面総括の人」となる。

 JR「浜松町」から「代々木」へ、

 今度は車中「脳の人」となっての移動である。

 「代々木」では、「いわし丼」をワシワシ食べる。

 注文したのは「うな丼」だったが、

 店が忙しそうだったので、良しとする。

 本屋によって、2時には、とある雑誌の編集室へ。

 生産力発展の今日的段階に応じた労働運動の可能性について、

 知恵をどうしぼったものかについて、

 あれこれああだこうだと議論する。

 3時半すぎには、次の雑誌の編集室へ移動。

 靖国派、アメリカの警戒心、アジアの批判、財界からの批判、

 「自立」保守の動き、従属的経済政策への一部保守派の批判、

 軍事同盟からの離脱が口にできない限界など、

 論文の課題と中身を、多方面から考えてみる。

 さらに、5時半には、とある研究所への移動である。

 靖国、中国、ベトナム、ベネズエラ、

 知識人、若い世代への知的刺激と激励……。

 ここでも、議論のタネはつきることがない。

 7時には一段落として、「新宿」方面に場所をうつし、

 メキシコ料理でハラを膨らませながらの議論とする。

 9時前には、本日の予定はすべて終了となり、

 JR「新宿」から「神田」へ移動する。

 車中「脳方面の人」である。

 コンビニにより、9時30分にはホテルに入る。

 説明のとおりに接続設定をかえてみるが、

 なぜか、わがノートがインターネットにつながらない。

 ネットでのニュースチェックのできない日々を、

 数日、送っていかねばならないようである。

 今後の宿は、

 LANケーブルだけで接続可能なところに限定したい。

 梅田望夫/茂木健一郎『フューチャリスト宣言』(ちくま新書、2007年)を読み終える。

 人間をつかめという、研究におけるネット活用の具体的なヒント、

 アインシュタインでなくダーウィンという、

 理論発展の大局的な課題のとらえ方、

 「所属」でなく「提携」と考える自分と組織の関係、 

 若い世代に希望と勇気を届けることの大切さなど、

 考えさせられるところが多く、

 いささか興奮気味に、一気に読む。

 これは面白い本であった。