学生たちに、「慰安婦」問題での学びや体験を話してほしい

 という講師依頼が今もつづけて入ってくる。

 最新のものは、10月4日に、岡山で、

 現3年生に話してほしいというものである。

 だが、3年生は4月から学びをはじめたばかりである。

 「慰安婦」被害者に会ったこともない。

 「まだ腹はくくれんだろうなあ」と思っていたのだが、

 驚いたことに、何の迷いもなく「では行きます」と手があがった。

 手があがったといっても、実際には mixi でのやりとりなのだが。

 それにしても、彼らのこのフットワークの軽さは、

 一体どこから生まれてくるのだろう。

 現4年生たちが切り拓いた地点の高さが、

 前提にあるのは、間違いないが。

 若い世代への勝手な過小評価については、

 本当に、よくよく注意しておく必要がある。

 全国のご同輩も、ご注意あれ。

 自戒を込めて。