6月24日は、誰もいない静かな朝であった。

 9時30分まで、グッデリと寝る。

 立ち上がるなり、歯を磨きながらメール男となっていく。

 野菜ジュースを飲んで、「兵庫講座の人」となり、

 12時半には、ゾゾゾと「清水屋」のうどんを、

 冷熱(ひやあつ)で食べる。

 出汁が熱くて、麺が冷たいという食べ方である。

 しばし、ボケて、2時前には「兵庫講座の人」となる。

 そして、4時をまわったところで、

 「新聞整理の人」となる。

 3ケ月分ほどを、ガムテでまいて、

 下の新聞置き場にもっていく。

 6時前には、ようやくそれなりの形になった、

 講座のレジュメを神戸へガッシン。

 とりあえず、今やれるのはここまでである。

 「県民が主人公」というスローガンには、

 その県民の政治知識や教養を高めるための策がふくまれる。

 そうでなければ、それはただの他力本願。

 かつて、京都で「見えない建設」と呼ばれた努力である。

 ネットでニュースをながめていく。

 7時をまわったところで、相方と新参が雨の中をもどってくる。

 実家で見せてもらったホタルに、

 新参はなんの反応もしなかったらしい。

 まあ、そんなものであろう。

 それより、体調が良いというのが、

 一番ホッとするニュースである。

 とうもろこしと肉という、妙なとりあわせの夕食をとる。

 風呂であたためられた新参を、

 9時には、眠りに落としていく。

 今夜はゆっくりできるのだが、

 「ネットカフェ難民2」を、忘れずに録画せねば。

 これは、明日の「経済学」のネタでもある。