6月27日(水)は、終日子守の人生である。

 朝は7時40分のスタートであった。

 新参の熱は、さいわいすでに、下がっている。

 流動食および水分の多いスイカなんぞを中心に、

 ヤツの大腹をふくらませてみる。

 9時30分には、ひさしぶりの風呂につけていく。

 毛穴がつまって炎症が起こる、といったこともあり、

 シャクシャク洗って、

 あせものクスリをペシペシ打ち込む。

 10時すぎには、眠りに落としていく。

 そのスキには、こちらはメールを返信、

 ネットのニュースをチェックする。

 12時すぎには、讃岐うどんをゾゾゾゾゾ。

 起き上がった新参に、

 コシの強い「清水屋」のうどんを、

 ホンの2本だけわけてやる。

 あとは、イモのおかゆとスイカである。

 気温が高いせいもあるのだろう。

 ずっと、アタマから汗を流している。

 3時には、ふたたび風呂で遊んでみる。

 そして、無理やり、眠りに落としていく。

 ついでに、こちらも落ちていく。

 5時半になり、ボオッと、ベランダから外を見る。

 8割方回復の新参も、力があまって仕方がない。

 マンションの下を走る、電車やバスに

 こまかくいちいち反応する。

 相方が仕事からもどり、6時半からは、夕食づくり。

 万願寺唐がらしを焼き、鰺の干物を焼き、

 とうもろこしを炒めて玉子でとじる。

 新参は、キチンとクスリを飲もうとしない。

 9時をすぎて、ようやく1人の時間となる。

 今年の韓国旅行の見積もりが来る。

 最終日に、西大門刑務所に行くことも可能なようだ。

 本当は初日がいちばんいいのだが、

 その手の資料館は、いずれも月曜休みらしい。

 料金は8万近いものとなる。

 学生諸君よ、がんばれ、バイト!

 そして、同行する市民のみなさん。

 仕事に、選挙に、はげしく汗を流しましょう!

 夜は「虎三の人」となっていく。