7月6日は、7時40分起床の朝であった。

 ややグズリ気味の新参に、

 いつものように、メシを食わせ、

 9時40分には、保育所への運搬・連行を完了する。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「またしても平沼の人」となって移動する。

 まずは、研究室で小仕事をかたづける。

 『「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう』のかかわりで、

 今度は「毎日新聞」から取材の申し入れがある。

 アメリカの「慰安婦」決議の件もあるが、

 「敗戦の日」が近いということもあるらしい。

 昼休みに仕事をしないとならないので、

 早めにパンをガツガツ食べる。

 11時30分から、「文献ゼミ-日本国憲法制定から『改正』論議へ」を行っていく。

 昼は、図書館にパソコンを持ち込み、

 とある秘密の仕事をかたづける。

 つづいて2時から、これまたとある委員会。

 ここまでは、他の仕事の忙しさを理由に、

 みなさんに任せっきりでやってきたが、

 いよいよ宿題を背負うことになる。

 4時すぎに研究室にもどる。

 小仕事をはじめたところへ、

 4年生K光さんがやってくる。

 『「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう』を取りに来た。

 わがゼミ生ではないが、

 昨年夏の「ナヌム旅行」同行の学生なのである。

 本の表紙写真にも載っている。

 すでに決まっている就職先、

 中長期的な人生の進路など、あれこれを話した最後に、

 「今年も韓国いく?」とふってみると、

 あっさり「行ってみたいです」。

 こうして旅行メンバーは増えていく。

 6時半をすぎたところで、大学を出る。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ。

 車中「やはり平沼の人」となって移動する。

 残念ながら、新参は、体調悪化の方向である。

 今週は月曜から金曜まで、

 がんばって保育所に行き続けたが、

 そんな「疲れ」もあるかも知れない。

 まだまだ、安定しない毎日である。

 原稿には、明日、明後日で、

 音を立てた前進を生み出していかねば。