7月14日は、9時起床の朝であった。

 すでにミルクを飲み終えていた新参の口にスイカをはこび、

 コツコツ小仕事に取り組んでいく。

 台風接近の世間は、実に吹く風が強くなっている。

 大きな被害が出ないといいが。

 昼には、沖縄のソーキそばをつくる。

 たまごとピーマンで、栄養増強。

 小仕事の後、そろそろ家を出ようかという時間になって、

 「家に礼服がない」ことに気づいていく。

 月曜日(休日)は、卒業生の結婚式である。

 「まずい!」

 ただちにクリーニング屋に走ってみるが、

 予定の3時をすぎても、営業再開のシャッターがあかない。

 しかも、明日・明後日はそもそも休みの日程である。

 トホホの時間切れで、家にもどり、

 リュックをかついで、ただちに外に飛び出していく。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ、谷町線「南森町」から「天王寺」へ。

 車中「予習の人」となっての移動である。

 今夜は、4時から

 総合社会福祉研究所の基礎講座でのしゃべりであった。

 「日本はなぜ『アメリカいいなり』なのか」というのが与えられたテーマ。

 休憩をはさんで6時すぎまで、占領期の日本改革、占領政策の転換、

 現在の改憲をめぐる動向、靖国史観にたいするアメリカの警戒心など、

 経済問題にはほとんどふれることができなかったが、

 あれこれの角度から問題をとらえてみる。

 あわせて「WAM」「しょうけい館」「靖国」に学ぶ

 学生たちの姿もスライドで紹介。

 終了後、受講生との質疑ののち、

 あわてて逆コースをたどって「加島」にもどる。

 クリーニング屋の閉店が7時なのである。

 カードをとりに、いったん家にもどると、

 そこには、すでに礼服様が。

 相方が受け取りにいってくれたようである。

 その相方と新参は、すでに大阪南部の実家に移動。

 ホッと一息ついて、

 こちらは冷蔵庫のあれこれで、

 好き勝手な「居酒屋風夕食」をとっていく。

 昼の吉本をビデオでながめ、

 なぜかグーグーと眠り込む。

 なんとまあ、気がつけば世間は夜の11時。

 結局、「深夜原稿書き男」となっていく。

 その間に、またしても新たな原稿依頼が入る。

 まあ書かんではないけどね。

 しかし、もう少し、〆切までのゆとりをとってはくれないものか。