7月15日は、5時就寝、12時起床の昼であった。

 久しぶりの夜型人生だが、

 これがなんだか気持ちいい。

 長年の習性に、深くなじむものがある。

 かまたまうどんゾゾゾの食事をとって、

 「キャリア方面小文書作成の人」となる。

 秋の研修会の準備なのだが、

 書きながら、ほう、こうしてみるのも面白いかと、

 勝手にあれこれ妄想を広げてみる。

 5時をすぎたところで、いやになり、

 気分転換に外に出る。

 JR「加島」から「甲子園口」へ。

 いつもの喫茶店で「就職原稿の人」となっていく。

 ポチポチ、パチパチ……。

 ようやくこの原稿にリズムがついた。

 あとは時間との勝負ということである。

 ハラがへったところで茶店を出て、

 コンビニを経由、8時ちょうどには家にもどる。

 今夜も居酒屋風夕食1人前をつくっていく。

 たまっていた新聞もながめ、

 ノンビリ時間をすごしていく。

 夜遅くなって、食事テーブルのはしに、

 「ややや」の封書を発見する。

 明日の披露宴のための「ふくさ」を探していてのことである。

 中をひらくと、「6月末までにお返事を」とある。

 8月の日本母親大会についての書類である。

 お~う、まず~い。

 宿泊の要否とか、どの本を販売するのかとか、

 そんなアンケートがついている。

 回答〆切をすでに2週間もすぎているが、

 わが宿泊先や販売本はどうなっているのか。

 こうして、ヘロヘロの日々はつづいていく。