7月19日は、新参が起きても無視して爆睡の朝であった。

 8時前になって、ようやく立ち上がる。

 いつものように朝をすごし、

 9時40分には、新参を保育所に運搬・連行する。

 コンビニによって、JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「靖国史観の人」となって移動する。

 事務室で大量の本を受け取る。

 3年ゼミ生たちの夏の宿題の一部である。

 何人かの先生と、学生たちの書き物についての雑談をする。

 なるほど、その手の傾向は、過去にあったことなのか。

 研究室に入り、オニギリをパクパク。

 メールを処理し、小仕事をかたづけていると、

 フラリフラリと学生たちがやってくる。

 1時から「4年ゼミ-たくさんのノートをとっていくこと」をやっていく。

 議論が対立する問題をあつかうときに、

 一方の主張を全体であるかのように

 取り上げることの不公正も話題となる。

 それは学問の方法として誤っている以前に、

 人の生き方として誠実ではない。

 「社長」が自宅にホームティしている学生をつれての参加となる。

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 前期最後のゼミでもあり、記念の1枚をとっていく。

 中国に留学するNしょんの送別会が、

 波状攻撃的に繰り広げられるようだが、

 結局、何が決まったのかは、良くわからない。

 いずれ、ゼミ掲示板に書き込みがされるのだろう。

 4時40分にはゼミ終了。

 次の作業に入っていく。

 8月4日から、神戸で歴史教育者協議会の全国大会がひらかれる。

 その全体会の一部で3年ゼミ生が発言し、

 さらに分科会で、こちらと4年ゼミ生が講演をする。

 兵庫歴教協会長のU野さんとともに、

 そのこまかい打ち合わせを行っていく。

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 3年ゼミ生の発言は、短いものだが、

 これが社会に向けての発言のデビューであり、

 責任感による緊張と、自己への期待にもとづく興奮が隠せない。

 6時すぎには、すべての打ち合わせが終了となる。

 夜は4年ゼミの前期打ち上げなのだが、

 今夜は、欠席させてもらう。

 スマナイ、スマナイ。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ。

 車中「靖国史観の人」となっての移動である。

 相方の体調不良につき、

 夜は、気分転換もかねて、サックリ外食にする。

 すぐ近くにオープンしたお好み焼き屋にいってみるが、

 こんな時にかぎって「本日休業」。

 しかも「定休日・営業時間とも未定」との貼り紙がある。

 やる気はあるんだろうか。

 近くの定食屋へ移動し、

 新参には、鍋焼きうどんとライスという、

 実に大阪人的な、糖質比率極大食を食わせてみる。

 7時半には、家にもどり、全身洗い。

 8時半には、布団に落とし、こちらもあわせて落ちていく。

 9時に立ち上がり、ボケボケするが、

 しょせんボケボケの夜である。

 人生のあらたな光明は、

 明日以降に見出していくしかないのである。