7月30日は、8時30分の起床であった。

 鼻づまりで良く眠れぬ新参の不機嫌を観察し、

 微熱も考慮して、今日も「子守」の1日とする。

 「絵本を読め」「メシを食わせ」

 「何か飲ませろ」「戸をあけろ」「外に出せ」……。

 はげしい新参の要求に対応しながら、午前をすごす。

 昼には「はりま」のうどんを立ち食いゾゾゾ……。

 ヤツにも、若干のおこぼれを食わせてみる。

 1時になって、ようやく新参が眠りに落ちる。

 そのすきに、ネットのニュースをながめていく。

 世間は、はやくも「選挙後」である。

 安倍首相の「続投宣言」は、

 靖国派の執念深さと理解して良いのだろうか。

 それでは自民党が「ズタズタになる」という

 加藤紘一氏の指摘はおそらくピタリと当っている。

 3時すぎからは、またしても新参相手の人生である。

 6時には、仕事帰りの相方と駅前で合流。

 そのまま、シエ造号で「尼崎」の「コストコ」へ。

 なんでも「ドォ~ンとまとめて買ってくれ」というタイプの店である。

 巨大なカートをガラガラおして、

 新参のオムツを段ボール箱で買っていく。

 ついでに、当座の食料などもちょいちょいと。

 7時30分の帰宅であった。

 ヒツジを焼き、野菜を炒め、ビール片手の夕食とする。

 久しぶりに新参と風呂で長く遊び、

 出るなり、ヤツは眠りに落とされる。

 明日は新参がどうあれ、仕事のできる1日である。

 何を、どうすすめるべきかの整理が最初の仕事となっていく。