8月4日は、一人起床の朝であった。

 相方と新参は、昨日、実家にもどっていった。

 9時に立ち上がり、10時すぎには外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「新大阪」へ、「海南」へ。

 前日の台風の影響で、「新大阪」発が20分近くも遅れている。

 「今日は、暑いな」と、ホームで、しばし「呆然の人」。

 車中「予習の人」となっての移動である。

 12時30分には「海南」に到着。

 「和歌山」の次の駅であった。

 クルマでマリーナシティへ届けていただく。

 さっそく昼食をいただき、1時半から講演となる。

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 高校の校長・教頭先生たちの「組合」である。

 全国的にも非常にめずらしい。

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 おとなりはポルトヨーロッパだが、

 当然のことながら、子どもたちの歓声が響いている。

 金網の入った窓から見える、外の様子がうらやましい。

 3時30分まで、質問に応えて、すばやく外に飛び出していく。

 先生方は、今夜は一泊であるらしい。

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 快晴の外を歩くこともできず、クルマの中から1枚撮る。

 ただちに、とんぼ返りである。

 JR「海南」から「新大阪」へ、「神戸」へ。

 車中「靖国の人」から「シーナの人」へと変態しつつの移動である。

 3年ゼミのプレーリーHしから、「無事終わりました」とメールがある。

 神戸で行われている、歴史教育者協議会全国大会での発言である。

 全体会での7分の発言を5人がかりというものである。

 事前準備は約5時間。

 今夜の関西は花火である。

 淀川・神戸にくわえて、宝塚もらしい。

 6時半にたどりついたJR「神戸」は、

 浴衣の若者たちに埋めつくされる。

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 それを横目に、こちらは学校の先生たちでうまった

 神戸産業振興センターに入り込む。

 7時から、歴史教育者協議会全国大会の1つの分科会で話である。

 こちらが50分、4年ゼミ生Sへいが15分、

 昼間も発言した3年ゼミ生Mマが5分、

 それぞれゼミの学びの様子をしゃべっていく。

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 何度も講演・発言を行っているSへいは、さすがに手慣れたものである。

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 Mマは、ここから広島での平和企画に参加するため、

 ただちに夜行バスに乗り込んでいく。

 時間イッパイまでの活気ある質疑のあと、

 9時には、会場をあとにする。

 分科会のあいだ中、ドォ~ン、ドドォ~ンと鳴っていた花火は終わり、

 駅前が、今度は、自宅にもどる花火客でごったがえしている。

 こんな時には、やりすごすのが一番。

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 香川のN尾さん、三重のH森さんと、

 地下の居酒屋にもぐりこむことにする。

 N尾さんには、高知の企画でなんどもお世話になっている。

 H森さんは初対面だが、四日市公害にまつわる、

 興味深い話をいくつも聞かせていただく。

 11時前には、店を出て、JR「神戸」から電車に乗る。

 お二人とは「三宮」で別れ、

 こちらは車中「シーナの人」となって「加島」へもどる。

 家には、新参がグッタリと眠っていた。

 そして、相方とAやちゃんが、にぎやかに酒を飲んでいた。

 さて、明日は京都と大阪。

 忙しく、充実しているのは確かだが、

 書き物はまったくすすめることができない。

 そこが大きな問題である。