8月5日は、10時すぎの起床であった。

 寝苦しい夜で、いささかマイッタの気分であった。

 メールをチェックし、11時半には外に出る。

 相方、新参とともに、

 しぶとく泊まっていたAやちゃんの見送りを受ける。

 まずは「梅田」へ。

 そして、阪急「梅田」から「桂」へ、「西院」へ。

 車中「こっそりオニギリ食いの人」となり、

 「靖国年表の人」となっていく。

 12時40分には、「西院」で、4年ゼミAぱんと合流。

 ただちに、立命館大学の国際平和ミュージアムへ。

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 会場では「平和のための戦争展」が行われている。

 中では、戦争体験をもつであろう年配の方が、

 あちこちで見学者に「実際の戦争」を語っていた。

 企画の一環として行われた、「学ぶこと、出会うこと、伝えること

 --教育の中の日本軍『慰安婦』と大学生たち」に参加する。

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 2時開会。

 Aぱんと2人、で70分ほどの時間をつかい、

 さらに立命館大学の池内先生からコメントを得る。

 短い休憩をはさんで、フロアとの質疑に入っていく。

 「教育の中の」というところに焦点があるはずだが、

 質問や意見の多くは、「慰安婦」問題それ自体の理解にかかわるものとなる。

 主催者や語り手の思い通りに、ことを運ぶのはむずかしい。

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 当初3人参加の予定だったが、

 急遽1人となったAぱんは、なかなかの孤軍奮闘となっていた。

 10数冊の本に、2人でサインを行い、

 4時40分には会場を出る。

 阪急「西院」から「桂」へ、「梅田」へ。

 車中「報告準備の人」となっての移動である。

 車中「ガックリ爆睡の人」となっていたAぱんと「梅田」で別れ、

 こちらは、環状線で「森之宮」へ。

 「アピオ大阪」で、うどんとそばの合盛りざるをツルツル、ゾゾゾ。

 6時30分から研究会。

 靖国派内閣の形成と、その急速な孤立というこの局面をどうとらえるか。

 自民党の党内事情、アメリカの東アジア戦略、

 中国経済の実力という3つの角度から話題を提供してみる。

 あれこれと、意見・情報をもらっていくが、

 「安倍改造内閣の成立によって、

 論文の内容がかなり変わってくるのではないか」。

 根本からの問題提起も、受け取っていく。

 9時には、すべて終了となる。

 JR「森之宮」から「京橋」へ、「加島」へ。

 車中「戦争展で買ったばかりの靖国本の人」となって移動する。

 10時前の帰宅であった。

 Aやちゃんは、9時頃までは、ウダウダしゃべっていたらしい。 

 中途半端なハラに、焼いたサンマを放り込む。

 さて、明日の新参はどんな具合になるだろう。

 保育所に出られるのか、どうか。

 出られるとすれば、何時間くらい出られるのか。

 まったくもって、先の見えづらい日々である。