8月10日は、9時、11時断続起床の朝であった。

 今朝は、新参もグッタリ、ゆっくり眠っていた。

 11時には、相方実家よりの支援があり、

 新参は大阪南部へ、

 クルマで連行・運搬されていく。

 小さな書き置きがテーブルの上にあったので、

 Nしょんは、予定の時間には、

 バイトにかけつけることができたのだろう。

 終日、ほぼ呆然の人となっていく。

 要するに、前夜、飲み過ぎということである。

 それだけ楽しい時間でもあったということである。

 読みかけの本をあれこれ片づけてみる。

 大切な書類が一式見当たらない。

 あれがないと、この夏は、ちょっとマズイのだが。

 本棚部屋の発掘をすすめることとしよう。

 夕方5時をまわったところで、ようやくハラがへる。

 カレーうどんとキムチという、

 辛いものコンビを中心に、食事をとる。

 夜になって、「8月11日の新聞に掲載されますから」と、

 「毎日」の記者さんから連絡が入る。

 ゼミの取り組みについての紹介である。

 調べてみると、取材があったのはちょうど1ケ月前。

 学生は、誰が、何をしゃべったのだったか。

 4年ゼミからは「夏のゼミ旅行のお金を1人も払っていない」と連絡がある。

 先方の旅行社は大慌てということだが、

 きっぱり、誰一人払っていないところがさすがである。

 テレビを見ていると、世間はお盆休みの移動がはげしい時期らしい。

 その方面とは、まったく無縁の人生であり、

 ただただ、ふ~んと眺めていく。

 ともかく、ボケッ放しの1日である。