なんと、姑息なやり方だろうか。
「家庭だんらん」を本気でいうなら、労働時間の規制、人員増、雇用の安定化、基本給の引き上げこそが必要だろう。
名前の前に、制度の適否を自分のアタマで考えることは、できんのか。
ホワイトカラー・エグゼンプション 家庭だんらん法に 厚労相、言い換え指示(しんぶん赤旗、9月12日)
舛添要一厚生労働相は十一日の閣議後記者会見で、一定の事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにしました。「残業代が出なければ、早く帰る動機付けになる」などとのべ、労働者が残業代ほしさから残業をしているかのようにのべました。