大企業の経常利益は90年度の1.75倍。
大企業労働者の1人あたり給与は90年度の1.08倍。
株主への配当金は90年の4.17倍。
大企業の税負担は0.99倍。
全民間企業の労働者の平均給与は9年連続減。
全民間企業労働者の税額は3年連続増。
大企業・株主の「好景気」、一般労働者の「不景気」は明らか。
その労働で利益を生み出しているのは労働者その人なのだが。
まったくいびつな経済の仕組み。
バブル期の1.75倍 大企業、空前のもうけ 給与は9年連続減(しんぶん赤旗、9月28日)
大企業は空前の大もうけを更新しつづけ、経常利益をバブル期の一・七五倍に伸ばしているのに、民間企業のサラリーマンの平均給与は九年連続で減少―財務省と国税庁が二十七日、それぞれ発表した調査結果から対照的な姿が浮かび上がりました。