6ケ国協議の合意文書である。
北朝鮮の核施設の「無能力化」が再確認され、実際にも、この文書にもとづき、11日にはアメリカから専門家チームが訪朝の予定となっている。
「年内に核無力化」盛る 6カ国協議が合意文書 北朝鮮 核計画を「完全申告」 非核化へ重要な一歩(しんぶん赤旗、10月4日)
【北京=山田俊英】北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議の議長、武大偉・中国外務次官は三日、先に北京で行われた協議での合意文書を発表しました。北朝鮮の三つの核施設の無能力化と核計画の申告を十二月三十一日までに行うことなど、同国の核放棄に向けた「次の段階」措置が具体化されています。無能力化の準備作業のため、二週間以内に米国が主導する専門家グループを北朝鮮に派遣します。履行されれば、朝鮮半島の非核化に向けた重要な一歩を踏み出すことになります。