同じ大学で、沖縄を中心に東アジア近世の歴史を研究されている真栄平先生の文章を、許可をいただいてアップします。
これは、もともとは、たくさんの方に向けて、10月5日付のメールで送信されたものでした。
メールの件名は「書き換えられた『歴史教科書』」となっています。
メールの冒頭に、次の文章を含む短い前文がそえられていたことも紹介しておきたいと思います。
「『集団自決』があった渡嘉敷島は、高校時代の夏休みにキャンプをしたり、海で泳いだ懐かしい想い出の島でもあります。
そのようなサンゴ礁の島で起こった、戦争の歴史の意味を、わたしたちは若い世代に語り継いでいくことが求められていると思います。」