11月には全国交流集会があり、その直前には、学生たちが3000人集会をめざしているという。

 若い力の全国からの結集に期待をかけたい。

 草の根「九条の会」 全国に6734(しんぶん赤旗、10月19日)

 「九条の会」は、十八日の会見で、全国に広がる草の根「九条の会」(地域・分野別の会)が六千七百三十四に達したと発表しました。

 都道府県別では、東京が七百を突破したのをはじめ、大阪六百五十一、北海道四百六十五、京都三百七十五などとなっています。地域ごとに経験交流集会を行っているところもあります。

 九条の会 来月に全国交流集会(しんぶん赤旗、10月19日)

 「九条の会」は十八日、国会内で記者会見し、十一月二十四日に第二回全国交流集会を東京で開催することを発表しました。

 「九条の会」事務局長の小森陽一東大教授は会見で、昨年六月に開催した第一回の交流集会以降、さらに千五百六十の地域・分野別九条の会が新たに結成されたことを報告。「第二回の交流集会では積み重ねられた活動を交流し、国民・有権者に根ざしたより本格的な活動への方向性を示していきたい」と述べました。

 「九条の会」ではこの間、各地の会にアンケートを実施し、会の中心的活動と印象に残る取り組み、輪を広げるための取り組み、ニュースと配布方法などについての経験を寄せてもらっています。

 富山県の「水橋九条の会」では、地域内二十四カ寺のうち十四カ寺の了解を得て「宗教者はあらゆる殺生は認めません」というチラシを作成。大きな反響の中で賛同者が目標の二百五十を超える二百八十人に広がり、その名前の入った「九条の会アピール」賛同チラシを地域に配布しています。

 小森氏は、「地域できめこまかな組織が広がり、有権者に持続的に働きかけを続ける草の根の活動となっている」ことを特徴としてあげました。